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化粧品メーカーが作り出した呪い

  • 執筆者の写真: itsumi
    itsumi
  • 2018年3月11日
  • 読了時間: 2分

アメリカに来てすぐに困った問題。

化粧水が売ってない。

どこにもないんです。信じられないでしょう?

化粧落としすらシートタイプのものしかないし。アメリカ人何使ってんだ?

ってことで、化粧水は日系のスーパーに遠出したときに買っていました。

ところがある日、ホルモンバランスの乱れなのか、もともと乾燥肌気味の肌がさらに乾燥気味に。

焦って化粧水をちょっといいやつに変えて、量も多めに使い始めたら、カッサカサに!!!

かゆみもで始めたので急いで皮膚科に行きました。

ドクターから「今使ってるものを全部やめてこれ使って」と、ローションタイプの洗顔剤と保湿ローションのみを渡されました。

化粧水もないの?と思いながら、半信半疑で使い始めたら、すぐにかゆみもなくなり、乾燥肌も徐々に改善されました。


そこでようやくわたしの中で疑問が出て来た。「え?化粧水っていらないんだ???」

調べてみるとこんなデータも出て来ました。

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 「日本人のスキンケア手順の複雑さは世界的に見ても特殊です。私たちの研究チームは、50人のフランス人女性に日本式のステップ数が多く重ね塗りをするスキンケアを1カ月間行ってもらい、逆に、日本人女性50人には、ヨーロッパ式のクレンジングと保湿だけといった、シンプルなスキンケアを1カ月続けてもらいました。その結果、1カ月後にはフランス人女性は敏感肌に、日本人女性の敏感肌は改善されるという結果になったのです」(オリヴィエ・ド・ラシャリエールら、ロレアル リサーチ&イノベーションの研究チームによるデータ)。


まさに呪い。化粧水を使わないといけないと思い込まされて一生化粧水を買い続けるという呪い。まず、洗脳と一緒で、呪いを呪いだと気づくことが大変なんだけども。

「朝起きないといけない」

「ご飯を3食きっちり食べないといけない」

「明るくポジティブじゃないといけない」

「太ってるんだから痩せないといけない」

「痩せてるんだから太らないといけない」

「適齢期なんだから結婚しないといけない」

「子供を持たないといけない」

「大人なんだから〇〇しないといけない」

「女なんだから〇〇しないといけない」


そして最大の呪い。

「ちゃんとしないといけない」


はい、全部糞食らえなんですよ(あらまあ!お下品!って思った方、女性が下品な言葉使ってありえない!と思う呪いを解いてください)。

パンクは哲学なんですよ!

呪いは日常に他にもたくさんあるので皆さん、気をつけて!

 
 
 

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