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revolution girl style now!!!

  • 執筆者の写真: itsumi
    itsumi
  • 2018年7月2日
  • 読了時間: 4分

前回お話ししたライオットガールについての解説を。

(っていうか、日本語のウィキペディアのページすらないってどういうこと!!!)


「ライオットガール」

1990年代初頭にワシントン(オリンピア)、太平洋岸北西部で始まったアンダーグラウンドフェミニストパンク運動。

ワシントンDCでも同じ頃にはじまった。

これは、フェミシスト思考と、パンク精神と、政治的なものが一緒になったサブカルチャー運動である。(英語のウィキペディアページから抜粋)


まず、2人の女の子がジンを送りあって意気投合して始めたのがBIKINI KILL(ビキニキル)というこのライオットガールムーブメントの象徴になるバンド。

その後、bikini killと、同じような考えを持つ別のバンド、BRATMOBILE(ブラットモービル)が出会って、「riot grrrl」というこのムーブメントの名前にもなったジンを発行したのが始まり。

たくさんの読者の女の子たちが彼女たちに共感して、次第にアメリカ各地、世界で大きなムーブメントになる。(日本はまだなの!!!!!!!!!)


概要はそんな感じで、これ、90年代に起こったことなんです。


この運動の背景にあるのは、性差別、性的暴行。

「性差別?日本じゃあんまりないけど?」って思ってる人、それ、洗脳じゃないですか?

日本でどれだけの健康的な体重の女性が「痩せたい」って言ってダイエットしてます?

ムダ毛の処理、メディアの偏った「かわいい」の基準、女性に対する社会の仕組み、完璧な彼女、妻、母になれという脅迫。

全て性差別ですよ。日常に溢れてますから。


脇毛やらすね毛やら、鼻毛、どんな毛が生えててもいいでしょう。

まさか女は体毛が生えないなんて思ってるバカな男は日本にもいないと思うけど。

メディアは毎日毎日いろんな形で決まった「かわいい」という基準をあなたにも、あなたの子供にも植え付けています。ちょっとでもぽっちゃりしたら、みんなの前でいじられて当然、「食べ過ぎだろ」「痩せろ」というコメントも全くもって日本では日常です。

女性に対する社会の仕組みは本当に酷くて、もちろん出産は無痛分娩は特別料金(痛い思いしてこそ子供に愛情が湧くとか信じてる人がいまだにいる。そう思う人は麻酔なしで歯抜いてください)。出産のために仕事をやめないといけなかったりする女性も多いし、離婚したらさらに最悪で、ここアメリカでは、元旦那の給料から養育費は天引き、専業主婦だったシングルマザーには仕事が見つかるまで配偶者手当も元旦那が支払う。基本的に子供の親権は両親にあります。これだけでもシングルマザーの負担考えてみて?日本と違いすぎるでしょう。


日本に住んでたらそういう洗脳がいまだに広範囲で行き届いているので、日常にある性差別に気づきにくいと思いますが。

日本のサイトの広告、どれだけダイエットの広告がありますか?

女性ファッション誌に「モテ」を意識したものの数は?

メイクもファッションも男性のためじゃないんですよ。自分のためなんですよ!!!

アンチエイジング???????

年を取るってダメなことなんですか?

わたしも以前「年を取るのが怖いから美容やら外見に気をつけている」という日本人の女に出会ったことがあります。

他人の陰口を言いまくる、いろんな違いを受け入れられない、外見云々より、中身がロクでもない女でした。

わたしは、そういうかっこ悪い年の取り方はしたくないんですよ!

若いときにはわからなかった、他人の痛みがわかったり、自分の経験したことが周りの人の役に立つようになったり、シミもシワも、白髪もかっこいい人間になりたい!!!


あと、ニュースで見たんですが、女性専用車両に反対する男?はあ?なぜ女性専用車両っていうものが必要か考える脳みそすらない奴なのか?

というか、痴漢にあったことがある女子、どれぐらいいるか知ってます?

そして、痴漢にあった、とすら言えない女子、どれだけいます?

そういうデータ、きちんと取って公表したらああいう頭おかしいのが減るでしょうよ!!!

わたしも、SNSで知らない男から男性器の写真送られてきたりするの、マジで腹たちます。

勤め先調べてその写真ばら撒いてやろうか、と思うけど、犯罪になるので、というか、そんなクズに関わるのが圧倒的に時間の無駄なのでやめときます。


元々わたしは「変わってる」女の子として生きていましたが、わたしみたいなのが、変わってると思われない、普通の女性だと思われる社会がきてほしいです。


まず、あなたが思っている、美の条件から疑ってみるといいと思います。

「彼女、妻、母なら、〇〇するべき」っていうもの、いくつぐらいあります?

それが、どこからきてるものなのか、まず女性自身がきちんと認識することから、日本の女性の意識改革が始まると信じています。

新しく作るフェイスブックのグループに参加してくれる女性たち!

本当にありがとう!!!!!

この女性たちの中から、少しでもそういうことに気づいて、女性の友達、男性までも巻き込んで、子供がいる方はくだらない古いルールのフォロワーになるんじゃなく、次の世代のリーダーになるような子供たちを育てていって欲しいと強く思っています!!!

 
 
 

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